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総合コース 工業科目(車、バイク)の魅力

「工業ゼミで、できること!」

工業科目では主に、車やバイクの整備、塗装、カスタムペイント、溶接、ものつくり(伝統工芸品やアクセサリー類)、などの普通の学校では習うことのできない、特別なスキルを学ぶことができる授業です。

柏キャンパスは技能連携校であり、一般教科の教員だけではなく、自動車の国家資格を持つ教員も多数在籍しております。

バイクの免許が取得可能になる16歳になれば、免許が取得できることはもちろん、教習所に通うことが出席として認められます。バイク取得後は、自分のバイクでの通学、また、整備の方法、塗装など選択ゼミで学習することができます。自分だけの「オリジナル」を作ろう!

在校生も色々なバイクを所持しており、共通の趣味を持つもの同士、先輩後輩の仲も自然と深まります。
近年は自転車を所有している生徒も増え、サイクリングゼミも人気ですよ!

また、バイクや自動車だけでなく、以下のような塗装をはじめとした幅広いものつくりの技術を学ぶことができるため、社会に出てからも一生使えるスキルを身に着けることができます。


できるようになること 

①:自動車やバイクの整備

自動車やバイクの整備は、簡単そうに見える作業でも、時に命に関わる事故を起こしてしまう場合も・・・。

ですが、専門の先生のもとでしっかりした手順を学べば、安全にそして簡単にいろいろなことができるようになります。

授業の中で不定期ではありますが車検なども行います。
まず、
1、対象車両の交換したほうがよい部品等を探します。
2、その後部品を発注し、作業をします。
3、作業が完了したら最寄の陸運局に持っていき、検査ラインに通します。
4、無事に合格しましたら、洗車等の仕上げをして終了です。

この手順を覚えることで将来ユーザー車検をすることも可能です。

全ての工程を1日で終わらせるのは時間的に厳しい場合もあるので、
興味がある生徒には放課後等に手伝って作業をしてもらう場合もあります。

普段「車検」がどのようにおこなわれているのか、世の中の流れを見るいい機会でもあります。

学校にあるバイクなどはイジってもOKです。
壊してしまっても大丈夫!最初からできる人はいません。
チャレンジしてみましょう!

【バイク】自分で点検ができるようになる

バイクで250cc以上には車検があります。
その場合は最低でも2年に一度点検をし、車検を行います。
逆に車検が必要ないバイクは自分でしっかり管理・点検するか
お店に出すしかありません。
車も同じですが「維持」するためにはお金も労力も必要です。

だからこそ、自分でできる作業は覚えてできるようになると
節約にも繋がりますね♪

【自動車・バイク】基本的な整備をマスターする

自動車では、基本的な整備にあたる、オイル交換やタイヤ交換などの軽作業メインに行います。

意外と難しそうに感じる作業ですが、専門の先生に教えてもらうと誰でも簡単にできてしまいます。

将来的に車が欲しいと考えているあなた、今は乗れなくても、できることはいっぱいあります!

サマータイヤからスタッドレスタイヤへの交換、パンク時のタイヤ交換、電球の交換など、油脂類交換、初歩的なことができるようになると、車検整備にも挑戦することができます!

整備士の工賃って意外となんでも高かったりします。

授業を通して自動車の仕事に興味がでてきたら、次は専門学校で深く学ぼう!
また、自動車関連の就職も数多くありますので安心です。

できるようになること②:塗装

塗装のゼミでは、ヘルメットやパーツ類など、自分だけの「オリジナル」を完成させることができます。

また、塗装の技術はプラモデルやスマホケースなどの小物にも活用でき、綺麗に塗装して友達に自慢したり、プレゼントするのいいですね♪
ガンプラや車の模型などにもおススメです!

できるようになること③:溶接

当校にはアーク溶接(電気)の設備があり、溶接作業の体験をすることができます。

アーク溶接は多くの金属を溶接できるので、色々な金属製品や金属建造物に使用されています。金属加工を扱う仕事には必須の技術になります。

自動車業界でも活用されており、特にアーク溶接は安価であるため自分でマフラーの溶接などに使うこともあります。

そのため、安全に作業を行うためには専門的な装置の使用や保護具の着用、作業等を正しく学ばなければなりません。希望する生徒は都道府県が指定する講習を受けることが可能です。

できるようになること④:ものつくり(伝統工芸品・アクセサリーなど)

創作系のゼミでは、かわいいアクセサリーや小物、キーホルダーを作ります。

決められたものを1つだけ作るのではなく、服装や、季節など、その時々に合わせてアクセサリーを創意工夫し製作します。

自作したものを実際に身につけ、「買うだけ」ではない、「自分で作るおしゃれ」という楽しみを感じてもらいたいという思いをもって、授業をしています。


「学ぶことでラッキーなことも!?」

お得なこと①:免許取得が授業単位に!

16歳になるとバイクの免許が取得できるようになります。生徒の中には、アルバイトを始めて教習所に通う子も多くいます。

柏キャンパスでは、学校から教習所へ学ぶ場所が変わっただけで、「学んでいることに変わりはない」という理念から教習所に通うことは欠席扱いにはしていません。

学校の時間を使いながら、免許の取得を目指せるため、高校卒業だけでなく、バイトとの両立も可能です。

お得なこと②:取得したバイクで通学できる

免許自体を取得できる学校は少ないと思います。
さらに、そのバイクで通学できることも柏キャンパスのメリットです。

柏キャンパスでは、学校所定の書類を提出し、許可が下りれば、学校にも通学車両として乗ってくることができるようになります。

実際に生徒が自分のバイクで登校する姿が毎朝見受けられます。(フルフェイス着用義務)

上級学校との連携授業が受けられる

キャリアデザインプログラムの大きな特徴の一つが「上級学校との連携授業」です。普段の授業ではできない体験をたくさんする事ができます。

また、学校見学と授業体験をより具体的な視点からできることも、高校卒業後の進路を考えるうえで貴重な時間となります。

実際に行った授業内容は(ロビンエンジンの分解・組み立て、ハーレーダビットソン車両整備体験、メルセデスベンツAI試乗体験、ロードスターのエンジン分解・組み立て、シルビアのブレーキ分解整備体験等)
です。当キャンパスに出前授業という形で来てくださる場合もあります。

整備工場へのインターンシップも

希望者には実際に整備工場にインターンという形で職業体験も実施しています。現場の雰囲気を感じながら将来の自分の姿を見据えることによって、仕事というものを肌で感じてもらいます。

さいごに:工業に少しでも興味のあるあなたに

小さい頃に、家族で一緒にでかけたりすると
「何で車って動くのだろう?」 「あの車カッコいい!なんて名前だろ?」
気になったことがある人は多いはずです。

車やバイクに関してだけではなく、学校で作ったアクセサリーや手芸。みんな同じものではなくもっと自分らしさが光るものをつくってみたい!流行りのものを自作してSNSで人気になりたい!家族や友人にプレゼントしたい!車やバイクだけではなく、金属や木材を加工したり、塗装や伝統工芸なども全て「工業」なのです。


「理由って必要?」

いいえ。必要はないです。
「きっかけ」が大事であり、やったこともないことを「つまらない」「やっても無理」などと決めるのではなく「やってみる」という受動的ではなく「能動的」に行動をする意志が大事です。

工業が好きで入学したけれど、勉強が楽しくなり「やっぱり大学を目指したい!」などの目標ができた場合には目標の切り替えも可能です。

「能動的」な考え方が身につくと卒業する時には人として大きく成長するでしょう。 社会にでたときも求められる人材は受動的な人より能動的な人材です。

そして、常に色々なことに興味をもってもらい、「やってみる」きっかけをつくるのは私たち教員の責務です。

生徒だけではなく教員も共に学び、生徒の個性に合ったキャリアをデザインしていきます。