こんにちは!社会科の遠藤です。
今年のカレンダーも残りあと一枚のところまできましたね。
お店にお正月飾りも並びだし、年末ムードが漂ってきました。
つきたてのお餅が食べたいです。
さて、先日柏キャンパスでは調理実習を行いました。
3つの班に分かれてそれぞれ「焼く」「煮る」「揚げる」という調理方法で作りましょう、というもの。
「とんかつって何の肉?」「親子丼って何と何で親子?」
発端はこんなこと。答えることができない生徒がいまして。
「焼きたてのからあげが食べられるお店」・・・?これも違和感がある言葉です。
食事というものにもっと関心を持ってほしい。
ということで、今回は調理方法をテーマにしました。
「焼く」班は鶏の照り焼き、「煮る」班は豚の角煮、「揚げる」班は鶏のからあげを作りました。
毎回のことですが、お家でお手伝いをしているかどうかがよく分かります。
キャベツの千切り・・・千切り?!
もちろん失敗していいんです!そこから学べれば!
でも、やっぱり普段食べているものをあまり気にしてないのかなあ、と思ってしまいます。
最終的にはどの班からも「おいしい」が聞けましたので、実習自体はめでたしめでたしでした。
スーパーのお惣菜やコンビニのチルド商品はクオリティがどんどんと高まり、宅配・デリバリーサービスも充実し、おいしくて手軽で便利なものにあふれた世の中になりました。
その一方で「食事(つくる・食べる)」という人間の営みが少し寂しいものになっている気もします。
もちろん私も「便利」に頼ることも多いです。
「仕事をしているとなかなか・・・ね」もよく分かります。
だからこそ!
お仕事している家族のためにも、生徒においしいごはんを作ってほしい!作れるようになってほしい!
ということで、またやりたいと思います。