読んでね。
ここはティル・ナ・ローグ。
妖精たちの住む楽園です。
ある日、金の羽の妖精と銀の羽の妖精が、ガラスの森へ水晶の落ち葉を探しに行きました。
とっても貴重な水晶の落ち葉。
果たして二人は見つけられるでしょうか。
金の羽の妖精が言いました。
「ただ探すだけじゃ面白くないから、どちらがたくさん見つけるか競争だ!」
水晶の落ち葉探しがはじまりました。
二人は暗くなるまで探し続け、何枚かの水晶の落ち葉を持ち帰りました。
持ち帰った葉を見て、金の羽の妖精が言いました。
「ぼくのを一枚君にあげたら、ぼくと君は同じ数だ!」
銀の羽の妖精も言いました。
「わたしのを一枚君にあげたら、わたしは君の半分ね。」
二人は何枚ずつ水晶の落ち葉を見つけたのでしょうか。
貴重な落ち葉ですから、考えられるいちばん小さな数が答えです。
わかった人はこっそりわかなまで。